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2007年7月12日|編集:小原(直)
運転の際の必要な情報のほとんどは目から入ってくるものです。
雨天時にはこの重要な情報源である視界が大きく悪化するのに加えて、交通状況を把握する手段のひとつである車外の音も、雨によって遮断されてしまいます。こうした悪状況下では歩行者や障害物の発見が遅れ、大きな事故が多発する傾向にあります。
【2】見落としによる事故を起こさないために
~他車や歩行者の動きに気を配る~
「よく車外の様子が見えない」という状況は自分だけではありません。当然、ほかのドライバーや歩行者・自転車も同じような状況にあることを認識しておく必要があります。自分は安全運転をしていても、ほかのクルマや歩行者が、晴天時には考えられないような動きをとることがあることも予測しておかなければならないのです。
●雨天走行時にはライトを点灯させる
雨天時のドライバー心理として、前方の視界情報を確保しようと集中するあまり、後続のクルマを意識しなくなってしまいがちです。また、歩行者は傘をさしていたり水たまりを避けようと下を向いているため、周囲のクルマの状況に気がついていない場合があります。
雨で視界が悪いときは、昼間でも積極的にライトを点灯させましょう。クルマがここにいるということをアピールすることは、事故の防止効果を高めることになります。なお、フォグランプやリアフォグランプは、濃霧時に前車や後続車に自車の存在を知らせるためのものです。むやみに点灯させるのは控えましょう。

※雨天時のライト点灯は自分を守るためでもあるのです。
●歩行者や自転車の動きに注意
視界の悪い雨天時には歩行者の発見が遅れ、対人事故が多発する傾向にあります。雨の日は歩行者や自転車も早く目的地へ移動したいという意識から、信号が変わる直前や直後にいきなり飛び出してくる場合も考えられます。傘などで歩行者や自転車に乗っている人の表情も読取りにくくなるため、普段にもまして注意が必要です。交差点での右折時や商店街、通学路などではとくに意識して徐行しましょう。
さらに、夜間になるとよりいっそう視界が悪化し、思わぬ場所での事故も多くなってきます。普段から人やクルマの通りが少なく、暗い裏通りなどを走る際には十分に注意をしましょう。信号のない交差点などで、突然歩行者やほかのクルマが進行してくる場合があるからです。

※雨の日の歩行者や自転車は予想外の動きをすることもあります。
雨で視界が低下することによって、極端に事故の危険性が高まることを理解していただけましたでしょうか?
次回はこうした視界低下をできるだけ改善するためのカーケアの方法をご紹介します。

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