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ソニー損保:安心&快適ドライブのすすめ

以下の内容は掲載当時のもので、現在と異なる場合がございます。

運転中の視点を意識するだけで劇的にうまくなる

drive200909_00.jpg運転が苦手、怖いという人に共通している点として、運転時の視線とドライビングポジションの間違いがあります。

今回はちょっと意識するだけで大きく自信がつくドライビングのポイントを紹介します。


経験の浅いドライバーと優良ベテランドライバーの違いは?

運転の上手なドライバーのクルマに乗っていると、とても快適で楽しくドライブできます。なにげなく合流や車線変更をこなしながら、危険なクルマや歩行者の動きもしっかり認知しているということがわかると安心できます。経験の浅いドライバーやペーパードライバーの人は、どうしてこんなにスムーズに運転できるのだろうと考えることもあるかと思います。実は運転の上手なドライバーというのは、運転技術が優れているというよりも、情報を察知する能力と危険を予測する能力に優れているのです。

運転に必要な情報の90%以上は視覚に依存すると言われています。しかし、クルマは動いているため視力や視野が、止まっている状態よりも大きく落ちたり狭まったりします。そのため、運転中は周囲のさまざまな情報をつねに意識的にチェックする必要があります。経験の浅いドライバーと優良ベテランドライバーの運転中の視点の移動を比較すると、経験の浅いドライバーが前方車両の周辺ばかりを見続けているのに対し、優良ベテランドライバーはさまざまなところを頻繁にチェックしているという違いがあります。とくに大きな違いは道路の左右やルームミラー、サイドミラーを見る回数にあります。

運転の上手なドライバーは、事前に周囲のクルマの位置や道路の変化などを確認しているからこそ、スムーズに車線変更ができ、ギクシャクしない走行ができるのです。意識的に少し先を見るようにすれば、自然と交通の流れや駐停車車両の死角などの危険を察知することができるようになります。そして、後方や隣の車線のクルマの存在と車間距離を認識しておくことで、とっさの対応にも余裕が生まれます。

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※前方のクルマの動きだけに気をとられていると、多くの情報や危険の予兆を見逃してしまいます。

 

勇気を出して正しいドライビングポジションを

経験の浅いドライバーに多い運転姿勢に、シートを大きく前方に出してハンドルにしがみつくように座るというものがあります。前のクルマにぶつけたくないという意識からくるようですが、これではほとんど一点のみを見続けてしまうことになります。自分の足で走るときに足下を見続けて走ってみましょう。怖くてうまく走れないはずです。顔を上げて少し遠くを見つめると気持ち良く走れますよね。クルマの運転もこれと同じことなのです。

また、ハンドルを強く握りしめ、ガチガチに力をいれてしまう人も多いようですが、クルマは力ではなく機械操作で動く乗物です。できるだけ肩の力を抜き、リラックスして運転できるポジションをとりましょう。まず、基本はシートに深く腰掛けることです。肩がシートから離れない位置に背もたれを調整したら、ハンドルの上のほうを握ってみてください。それから軽く肘が曲がる程度までシートを前後させましょう。背中をシートに押しつけながら、ブレーキペダルが一番奥まで踏める状態であることを確認してください。このとき決して前かがみで調整しないことがポイントです。

慣れないうちは正しいドライビングポジションを怖く感じてしまう人も多いようです。また、身長が低い場合などはフロントウインドウから車両の先端などが見えにくく、不安になってしまうこともあります。そうした場合はシートの高さを上げて調整します。クルマ選びの際には、体型に合わせたドライビングポジションが設定できるように、シートの高さを調整できるハイトアジャスターやハンドルの高さを調整するチルトステアリング機能の有無も確認しておきましょう。

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※シートは前後だけでなく高さも調整することで、格段に運転しやすくなります。

 

正しいミラーの調整方法

正しいドライビングポジションが決まったら、今度はそれに合わせてミラーを調節しましょう。まずは車内についているルームミラーを調整します。通常ルームミラーは、ミラーの中心とリアウインドウの中心が合うように調整します。右ハンドル車の場合、正しいドライビングポジションをとってルームミラーに自分の顔がバッチリ映っているのなら、頭が少しだけ映る程度までやや左側に調整してください。そうすることで助手席側サイドミラーの死角を小さくすることができます。

サイドミラーはまず上下を調整します。道路が映る範囲をミラーの下半分以下くらいの状態にして、できるだけ後方まで確認できるようにしましょう。それから左右を調整し、自車のボディがほんの少しだけ映っているようにしてください。自車がまったく映っていない状態だとほかのクルマとの位置関係がつかみづらくなります。

なお、サイドミラーはできるだけ広い範囲が見えるように凸面鏡になっています。凸面鏡は実際の視界よりも小さく見えます。つまり、少し遠くにいるように見える隣の車線のクルマが実際はかなり近くにいることになります。また、ルームミラーとサイドミラーの両方の視界を合わせても見えない死角が存在することも忘れずにいてください。とくに自車のすぐ横にオートバイなどがいた場合、まったく気がつかないということがあります。右左折時や車線変更時などはミラーだけに頼らず、必ず目視で確認するクセをつけるようにしましょう。

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※発進前にほんの数分だけシートとミラーを調整する時間をとるだけで、安全性はぐっと高まります。

 

drive200909_99.jpg正しいドライビングポジションがとれるようになると、一気に周囲の視界が良くなります。そうすると今まで見えていなかったさまざまな交通状況が見えるようになります。周囲の交通の流れや危険な状況が予測できるようになれば運転にゆとりが生まれ、確実にスムーズな運転ができるようになるはずです。

 

このコーナーでは、ドライブやカーライフに関する一般的な情報をご紹介しております。
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コメント(5)

運転免許歴51年84歳の無事故のドライバーです。操縦は漫然と転がしている人が多いようだ。これでは何年運転していても上手にはなれない。停車中のクルマや四つ角など見えないところは 見えないから何も無い という感覚 これが恐ろしい。時速50㌔で秒速14㍍を知れば気も引き締まるはず。音.臭い.振動.走行ラインなどを感じ考えながら積極的に操縦すれば見えないところも見えてきてクルマは楽しい。 

from:ハルちゃん|2009年9月16日 16:03

こんにちは。毎回参考にさせて頂いています。ところで、駐車の際のアドバイスを頂けないでしょうか?私は駐車の際の「駐車したい場所と、バックし始める位置との距離」がわかりません。横並びの駐車場にとめようとする際に、その場所を通り過ぎてからバックで入れるのですが、いつも2台分の駐車場の真ん中に入ってしまいます。どのあたりまで車を進めてからバックし始めるかを教えて頂けないでしょうか。よろしくお願いします。

from:さとどんどん|2009年9月18日 11:06

コメントの投稿をいただき、ありがとうございます。保険プロムナード編集局です。
ハルちゃん様は五感をフル活用した運転をされているとのこと。教習所では音や臭いもしっかり感じて運転することの大切さを習いましたが、その基本を確実に実践されているからこそ51年もの長い間、無事故なのですね。私自身はしばらく運転から遠ざかっていますが、また運転する機会があったらしっかりと基本を守れるドライバーになりたいと思います! さとどんどん様からはバックでの駐車に関するご質問をいただきました。どなたか、このコメントをご覧になった方でアドバイスいただける方がいらっしゃいましたら、ぜひ投稿してください。

from:小原(直)|2009年9月24日 12:10

通りがかりなのですが「さとどんどん」さん「横並び」って「縦列駐車の事ですよね?(笑)としてお答えしますと、
1、まず入れたい場所の前の車を目印として、平行に1メートルを空けて自車の後部が横のクルマ後部と同じ位置に停車。(つまり行き過ぎて停車)
2、ステアリングをフル(目いっぱい)に切ってバック開始。
3、ゆっくりバックしつつ右側ドアミラーで自車の右側の延長線上に停車する場所の左奥(クルマが入る場所の左後ろ角)の白線や縁石が見えたらステアリングを直進に戻す。
4、ゆっくりバックしつつ自車の左前が、目印の前方に停車中の車を交わしたらステアリングを逆に目いっぱいまわして戻す。
5、左側のドアミラーや窓から見て白線や縁石、またはガードレールと平行にして前後の間隔を調整して完了。
注)左側の縦列駐車を想定してお答えしました。

言葉では難しいと思うので、最初は「助手」として誰かにクルマの外で見てもらいながら、窓を開けて声を聞きながら「ゆっくり」とやってみると解ると思います。その際には助手の方をはさまない様に「バックするクルマの後部で誘導しない」を必ず守ってください。余談ですがバスガイドさんはバスの後ろでは誘導しません。必ずドライバーのドアミラーで見える位置に立っています。

from:toram|2009年9月25日 16:13

先日、さとどんどん様から駐車に関するご質問があり、ぜひアドバイスを!とお願いしたところ、さっそくtoram様から「縦列駐車」に関するとても丁寧な解説をいただきました。toram様、ありがとうございました。
それにしてもバスガイドさんは必ず、ドライバーの死角を避けて誘導しているとのこと、やはりどんな場面でも安全が最優先ですね!

from:小原(直)|2009年9月28日 10:16

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