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以下の内容は掲載当時のもので、現在と異なる場合がございます。
2010年6月 7日|編集:sonysonpo
一般的に「信号機」というと、道路以外の鉄道などでも使用される装置を指しますが、道路における交通安全の確保と交通の流れを円滑にすることを目的とした装置を「交通信号機」といいます。日本では、1960年代半ば以降のモータリゼーションの隆盛により、クルマとともに交通信号機の数も爆発的に増えました。今回は交通信号機の歴史や進化についてご紹介します。
日本の交通信号機の色といえば「赤・黄・青」ですが、海外ではどうでしょうか?
海外旅行者などが、それぞれ自国のルールで通行することを想像してみてください。大混乱になること必至です。ということで、もちろん正解は「海外も同じ(3色の組合せは世界共通)」です。
交通信号の色は、CIE(国際照明委員会)という組織によって、赤・緑・黄・白・青の5色と規定され、交通信号機用としては「赤・黄・緑」の3色が割当てられています。
ところで、日本では「緑」信号ではなく「青」信号と呼んでいますよね。実は日本でも灯火式の交通信号機が導入された当初は、法令で緑信号とされていました。しかし、日本では、古来より緑色を青色と表現することが多かったことなどから、青信号という呼び方のほうが広まり、1947(昭和22)年に法令においても青信号という呼称に変更されました。ちなみに海外でも、「黄信号」のことを「ORANGE LIGHT(オレンジ色)」や「AMBER LIGHT(琥珀(こはく)色)」などと呼んでいる国があります。
なお、近年日本では、色弱者の方々への配慮から、ほとんどの交通信号機で青信号が、青みがかった緑色に発色するように調整されています。
~タテ? ヨコ? 信号機のカタチ~
海外では縦型信号機(上から赤・黄・緑の配列順)が多く見受けられますが、日本では見やすさを重視して横型信号機(右から赤・黄・緑の配列順)が主流になっています。ただし、降雪地域では積雪による影響を考慮して、縦型信号機の割合が多くなっています。旅行にお出かけの際は、信号機が縦か横かをチェックしてみるのも、おもしろいかもしれませんね。

※信号機の色をよく確認すると、確かに青に近い緑色をしていることがわかります。
交通整理を目的とした信号機では、1868(明治元)年に馬車の交通整理のためにロンドン市内に設置された手動によるガス式の信号機が世界初とされています。電気を使用したものとしては、1918(大正7)年に米国のニューヨーク市5番街に設置されたものが世界初となるようです。
日本における交通信号機の最も古いものとしては、1919(大正8)年に東京上野広小路交差点に試験設置された「信号標板」です。これは「進メ」と「止レ」の標板を付けた手動式の標識で、警察官の挙手による合図の補助として使用されていました。
そして、1930(昭和5)年、東京の日比谷交差点に初の灯火方式による信号機である「自動交通整理信号機」が設置されました。交通信号機の数が少なかった昭和初期には、色灯による交通信号がなかなか理解されず、自動信号が広く浸透するにはかなりの時間がかかったということです。
現在、日本では約20万基もの交通信号機(車両用および歩行者用)が設置されています(2007(平成19)年度警察庁調べ)。なお、もっとも交通信号機の数が多い都道府県は東京都ですが、北海道、愛知県、大阪府も設置数が多いようです。

※クルマの数が少なかった時代には、信号機と警察官の手信号を併用した交差点も多かったようです。
ご年配の方々は、以前、信号機の後ろに斜めのしましま模様の板が付いていたことを覚えていらっしゃいますでしょうか。これは「信号灯背面板(ゼブラ板)」と呼ばれ、電圧低下時などに信号機の視覚認識度を上げるために、縁地に白斜線を施したものです。現在はレンズの大型化などの改良によって、ほとんど見かけることがなくなってしまいました。
そして、近年の交通信号機の最大の変化としては、青色LED(発光ダイオード)の開発により「LED式信号灯器」が製作可能となったことが挙げられます。LEDは電球式に比べ、太陽光が当たることであたかも信号が点灯しているように見える疑似点灯現象がないことや、消費電力が少なく長寿命という利点があり、現在全国で多くの信号機がLED式へと変更されています。
また、交通量の多い交差点では右折車と直進車の事故や歩行者を巻込む事故の防止策として、矢印信号を組みあわせた右折矢印式、セパレート矢印式、歩者分離式などの交通信号機が増加しています。こうした交通信号機のある交差点では、矢印表示をしっかりと確認してからクルマを発進させるように心がけましょう。

※電球交換の必要がなく、発熱量も少ないLED式はエコロジーの観点でも評価されています。
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車両用交通信号機だけでなく、歩行者用の交通信号機にもさまざまなタイプが登場しています。普段はなにげなく見ている交通信号機ですが、この機会にじっくりと見直してみてはいかがでしょうか。
このコーナーでは、ドライブやカーライフに関する一般的な情報をご紹介しております。個別のご質問につきましてはコメントとしてご投稿いただいても、弊社から回答をさしあげることはできません。あしからずご了承ください。
先日トルコへ旅行したときの発見です。歩行者の信号が赤のとき信号が変わるまでの残り秒数が出るのです。歩行者信号の下に10.9.8.…3.2.1.0と数字がカウントダウンされて青になります。これって親切に見えますが数字だけを信じていいのか。何か不安を感じないでもありません。皆さんどう思われますか?
もうひとつ。横浜、野毛坂の信号です。動物園の方へ向かって信号待ちしている前を車がびゅんゝ走っています。そのうち向う側車線の車の信号が赤に変わります。こちら側の車線の車の信号は頭の上にあるのでよく見ません。向側車線の信号が赤になったのだからこちら側の車線の信号も当然赤に変わったものと思って歩行者は飛びだすのです。ところがこちら側の車線ではまだ車がびゅんゞ飛ばしてくるのです。飛び出した歩行者はてあわてて駆け戻るのです。そして何故だろうと頭上の信号を見るとこちら側の信号はまだ青なのです。つまり向う側の信号とこちら側の信号の切り替りに時差(秒差と言うべきか)があるのです。何かの事情でこのような設定にしてあるのでしょうが一般の信号と異なると歩行者はとまどうのではないかとここを通る度に思っています。皆さんどう思いますか。
from:森 坂 亨|2010年6月16日 10:08
コメントの投稿をいただき、ありがとうございます。保険プロムナード編集局です。
青信号の残り秒数をカウントダウンする信号は見たことがありますが、赤信号のカウントダウンもあるのですね。急いでいるときの赤信号はいつもより長く感じてイライラしてしまいがちですが、このイライラ解消や信号無視の防止には役立つのかもしれませんね。ちなみに私自身は、左右を見てから歩き出すタイプですが・・・
信号機や道路標識のほか周囲の状況なども見ながら、安全には十分に注意していきたいですね。
from:小原(直)|2010年6月17日 10:02
信号の色を見やすくするため、信号機の上にひさしのようなものがついていますが、この形が進化していると思います。年代を追って、形の変化が分かるような記事(写真)の掲載をお願いします(日本のもの)。
from:古川(健)|2010年6月21日 09:53
コメントの投稿をいただき、ありがとうございます。保険プロムナード編集局です。
「ひさし」の部分は、実は私も気になっていました。今回の記事編集に際して、改めて意識して街中の信号機を見ていたのですが、長いひさしや短いひさしなど長さもいろいろあるようです。これは信号機の向きによるのでしょうか。
この「ひさし」をテーマにするのもおもしろそうですね。今後のテーマとして検討したいと思います。
今後ともご愛読のほど、よろしくお願いいたします。
from:小原(直)|2010年6月21日 15:04
信号機の必要性は認めますが、この信号機が現在交通の妨げに成って居る.
一時停止の標識で間に合う所に信号機が着いている。
此のため車の来ない交差点の赤信号で待たされる、待つ車片方で10台双方で20台位が赤信号で待たされる、此の20台が皆んなエンジンを掛けたまま待たされ排気ガスを吐き出している
一地方の出来事である。
全国的には何十万箇所でこんな事が起きて居る。
国は田舎の信号機の全面的な見直しを
from:斎藤 貞良|2010年6月27日 11:49
コメントの投稿をいただき、ありがとうございます。保険プロムナード編集局です。
交差点で信号待ちをしているときに横切る車がないと、確かに待ち時間ばかりが長く感じられそうです。何か理由があってそのような信号になっているのかもしれませんが、車も人も安全にスムーズに通行できるように改善されると良いですね。
from:小原(直)|2010年6月28日 08:47

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