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2009年10月27日|編集:sonysonpo
皆さんは「ペット保険」がどんな保険かご存じですか?
「ペットに保険が必要なのかしら?」「最近ときどき耳にするようになったけれど、どんな補償をしてくれるの?」と疑問に思われている方も多いのではないでしょうか?
今回は、ペット保険について、ファイナンシャルプランナーに解説していただきます。
この記事を執筆されたファイナンシャルプランナー伊藤亮太さんのプロフィール
最近街中を歩くと、ペットと一緒にいる家族連れやペットと散歩をしている人をよく見かけます。また、テレビを見ても、週に何回かはペットに関する番組があります。
今やペットは家族の一員として、家族同様に愛されているといってよいでしょう。
ペットフードメーカーなど80社で組織される一般社団法人ペットフード協会の「平成20年度全国犬猫飼育率調査結果」によると、飼育世帯率から推計される犬の飼育頭数は約1,310万頭、猫の飼育頭数は約1,374万頭ということで、年々増加しています。
ペットは人間を癒してくれる大切な存在であることや、少子化により子供の数が減っていることもあってか、ペットは家族であるという家族意識も強くなってきており、そのことが飼育数の増加にもつながっていると考えられます。
ペットも人間と同様、病気にかかったりケガをしたりします。具合が悪そうだったり、ケガをさせてしまったりしたら、動物病院に連れて行って治療するといったことは結構あるのではないでしょうか。
アニコム損害保険株式会社(以下、アニコム損保)が2009年2月に公表したアンケート調査結果「ペットにかける年間費用について」によると、「病気やケガの治療費」、「ワクチン・健康診断等の予防費」など健康に関連する費用は上昇傾向にあります。治療費に関しては、年間で、犬であれば平均約3万9,000円、猫であれば平均約2万3,000円かかっており、治療費の出費が年間5万円を超えた飼い主の割合は全体の10%(2008年調査)から18%(2009年調査)に増加しています。これは動物医療の高度化が主な要因のようです。
また、ペットの治療費については、人間の健康保険制度のような公的に保障するような制度はなく、飼い主が全額負担することになります。
ペットの寿命は飼育環境の変化や医療技術の発展、栄養バランスがとれたペットフードの開発が進んだことで年々延びてきています。ペットの高齢化により、心臓疾患やガンといった重い病気にかかるペットも多くなっているようです。
先ほど、ペットの治療費は年間平均で2~4万円というデータを紹介しましたが、手術や入院を伴う場合は、治療費はさらに膨らみ、飼い主の負担がどうしても大きくなりがちです。
十分な貯蓄があれば保険は必要ないかもしれませんが、ペットの治療費も考慮して日頃から計画的に貯蓄をされているご家庭は少ないと思います。高額な治療費のために十分な治療を施すことができないといった後悔をしないためにも、ペット保険は治療費の負担を緩和してくれる心強い味方といえます。
ペット保険に加入することで、万が一ペットに何かあった場合でも高額な治療費をあまり心配せずに病院へ連れていくことが可能となり、飼い主としての精一杯のケアをしてあげることができます。大切なペットの万が一に備えられるといった意味で、ペット保険に加入していると安心です。
また、他人にケガをさせたり、他人の持ち物に損害を与えてしまったりして賠償責任が生じた場合の補償を特約として付帯できる商品もあります。
ペット保険の保険料は、人間の医療保険や健康保険の保険料と比較しても高くありません。
家族の一員としてペットを守る、そういった考えからもペット保険に加入することは意義のあることだと思います。
ペット保険には、病院窓口で保険金を支払ってもらえる(診療費から保険金分が差引かれる)商品と、事後的に請求して保険金を受取る(病院窓口での支払時には、立替えておく必要がある)商品とがあります。
また、支払われる保険金も、診療費が一定範囲内なら実費で支払われる場合や、診療費のうち決められた割合が支払われる場合など、いろいろなタイプがありますので、ペット保険の加入を検討される場合は、補償内容をしっかりと確認してください。
そのほか、加入時の年齢制限が設けられている場合も多くありますので、ペットの年齢が若いうちにご加入を検討された方が、商品の選択肢が広がるといえます。
なお、ソニー損保が取扱っているアニコム損保の「どうぶつ健保ふぁみりぃ」は、診療費の50%を病院窓口で保険金として支払ってもらえる商品で、人間の健康保険のようにその場で保険が適用されます。
保険の対象となる診療であれば、飼い主がその場で全額負担しなければならないという事態を回避できることは、大きなメリットといえるでしょう。
伊藤さん、どうもありがとうございました。
ペット保険も人の保険と同様、健康なときにはありがたさを感じることはありませんが、万一の場合には「保険に加入して良かった」と感じることも多いのではないでしょうか。ペット保険に加入していれば、万一、ペットが病気になった時に、高額な診療費をあまり心配せずに病院に連れて行きやすくなり、その結果、ペットの重大疾患の早期発見にもつながるかもしれません。
ペットを飼っている方にとって、ペット保険は将来に備える大きなお守りになると思いますので、ご加入を検討されてみてはいかがでしょうか。
〔ご参考〕ソニー損保の取扱商品・アニコム損保の「どうぶつ健保ふぁみりぃ」の詳細は、こちらから。
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