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【こんなときどうする?】野生動物との交通事故

2016年07月15日|編集:福田

rds_096_1.png一般道路や高速道路で、事故に遭った動物を目撃したことがあるという方は多いのではないでしょうか。しかし、実際に野生動物との交通事故に遭ったことがある、という方は少ないかと思います。
ここでは、万が一のときにパニックにならないよう、野生動物と衝突してしまった場合の対処法、そして野生動物と衝突したことで車や人へ損害が発生した場合の補償について紹介します。

【ご注意!】
ここで紹介する事例等は、あくまでも当社の商品内容に基づくもので、かつ、一般的なものです。ご契約内容や損害を受けた状況などによって実際の対応は異なることがあります。

 

意外と多い、野生動物による交通事故

161078_0111.JPGはじめに、野生動物による事故の実態について知っておきましょう。道路上で発生する野生動物の死亡事故のことを「ロードキル」と言います。その被害生物の多くは哺乳類(ウサギ、タヌキ、キツネなど)や鳥類(トビ、ハト、カラス、キジなど)です。道路が建設されるとそこに存在している生態系はさまざまな影響を受けます。ロードキルは、動物の生息域に道路が建設され、道路上に動物が侵入することによって発生します。

2014年には、NEXCO東日本管内の高速道路上では、約19,800件の動物の個体が犠牲になったようです。このうち最も多いのはタヌキで全体の「43%」を占めており、次いで鳥類が29%を占めています。

野生動物と車との衝突事故を防止する対策として、高速道路では動物侵入防止柵の設置や高速道路を安全に横断できる「けもの道」の確保などのハード面での対策、ドライバーへの注意喚起や迅速な動物死骸の回収(二次災禍防止)などのソフト面での対策といったロードキル防止対策が進められています。
 

野生動物との交通事故 ~私たちドライバーにできること~

道で動物がケガをしたり、死亡したりしているのに遭遇したら・・・道路上で急停止するのは危険なので、多くの場合「かわいそう」という思いはあってもそのままで通り過ぎざるを得ないかもしれません。また、そのときどのように対処したらよいのか戸惑うかもしれませんよね。しかし、動物と接触事故を起こす当事者となることもあり得ます。そんな場合に私たちにできることを紹介します。

161078_02.jpg野生動物が生きている場合

ダンボールに入れるかタオルで包むかなどして、動物保護施設や動物病院に運ぶことが第一です(*)。ただし、暴れる場合や、大型の動物の場合は動物保護施設や動物病院などに連絡を入れ、指示をあおぎましょう。くれぐれも対処する人がケガをしないよう注意してください。

(*) 野生動物の治療に無償で対応している一部の保護施設や動物病院を除き、治療費を負担する必要がありますので、ご留意ください。

野生動物がすでに死亡している場合

高速道路などでは道路管理者、一般道では市役所や町役場、または警察へ連絡します。また、他の車が事故に遭った動物を避けようとして、ハンドルを切ったり急ブレーキを踏んだりすると、後続車からの追突、路肩のガードレールなどへの接触、さらには、対向車線への飛び出しによる車同士の事故などにつながることもあります。可能であれば、通行の妨げにならないよう路肩に移動してください。
ただし、衛生面や安全面から素手で動物には触らないようにしましょう。動物の毛や糞を吸い込まないよう、マスクをすることも効果的です。
 

野生動物との接触事故でマイカーが損傷した場合

野生動物との接触事故では、動物にケガをさせてしまったりするだけでなく、北海道に多く生息するエゾシカなど大型動物の場合は、マイカーにも損害が出る可能性があります。また、飛び出してきた動物を避けようとして、ハンドルを切って縁石に乗り上げたり、ガードレールにぶつけてしまったりすることもしばしばあります。

a1490_000009.jpg動物にはもちろん責任能力・賠償能力はありません。動物が絡んだ事故の責任は、その動物が飼われている場合、加害者として動物の飼い主が管理責任を問われることがあります。しかし、野生動物は「野生」なので当然ながら飼い主にあたる責任者はいません。賠償責任を求められる相手がいないため、単独事故として扱われることがほとんどです。道で猫などが飛び出してきた場合の事故も飼い主が不明であることが多く、単独事故扱いとなります。
野生動物との事故によってマイカーが損傷した場合、修理にかかった費用などについて車両保険から保険金が支払われます。ただし、車両保険には主に「一般型」と「エコノミー型」があり、事故の状況や損害の箇所、車両保険の種類によっては保険金が支払われないことがあります。ソニー損保の自動車保険では、野生動物との事故でマイカーが損傷した場合、車の損害を幅広くカバーする「一般型」の車両保険であれば保険金のお支払いの対象となりますが、補償範囲を絞った「エコノミー型」の車両保険の場合は単独事故扱いとなる野生動物との事故は補償の対象外となります。(*1)

(*1) 「エコノミー型」でご契約いただいている場合でも、鳥類など飛来中の動物との接触事故による損害や、窓ガラスのみの損害は補償の対象になります。

 

動物との接触事故が原因で人がケガをしたら?

野生動物との接触事故が原因で、ドライバーや同乗者がケガをしてしまうこともあります。この場合も相手のいない単独事故なので、事故をした車の傷害保険(人身傷害保険や搭乗者傷害特約など)で補償されることになります。また、ご家族以外の同乗者のケガについては、対人賠償保険で補償される場合もあります。
また、動物を避けたことで対向車と接触したり、歩道を歩いている人にぶつかったりしてしまった場合はどうでしょうか。こんなときは、動物を避けるためとはいえ、危険な運転をしてしまったドライバーに損害賠償責任が生じることになることがほとんどです。車や自転車やガードレールなど物の損害であれば対物賠償保険で、人のケガであれば対人賠償保険で補償されます。

最初の原因は動物の飛び出しでも、それを避けようとしたことが原因で起きた事故の責任は、ドライバーが負うことがほとんどですので、十分な備えがあると安心です。


都市部を走る場合は、野生動物と出会う可能性はそれほど高くないと思いますが、自然の多い地域に出かけたときには野生動物との事故に遭遇することもあるかもしれません。あわてずに対処して、二次災害を防ぐようにしたいですね。

<参考資料>
NEXCO東日本CSRレポート2015

公開日:2013年10月9日
最終更新日:2016年7月8日

 

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