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【保険金は支払われる?】大雪による損害(カーポートの倒壊による損害など)

2015年11月26日|編集:福田

カーポートの倒壊

豪雪地帯に限らず、悪条件が重なれば、雪があまり降らないとされる地域も大雪に見舞われることがあります。
予想以上の量の雪が降ると、交通事故・転倒事故の危険性が増すだけでなく、家屋や建物、そして駐車中の車にも損害が生じる場合があります。

2014年2月14日から16日にかけて降った記録的な大雪は、全国各地に大きな被害をもたらしました。特に、普段大雪が降らない関東甲信地方の一部地域においては、予想をはるかに超えた積雪で自宅駐車場のカーポートが倒壊し、車が下敷きになって損傷したというケースが相次いだようです。
ここでは、大雪による損害に対して、どのような保険金が支払われる可能性があるか解説します。

【ご注意!】
ここで紹介する事例等は、あくまでも当社の商品内容に基づくもので、かつ、一般的なものです。ご契約内容や損害を受けた状況などによって実際の対応は異なることがあります。

 

車両保険から

屋根から落ちてきた雪や、雪の重みで物が落ちてきたことによって車が損傷した場合、車両保険から保険金が支払われます。車両保険には、主に「一般型」と「エコノミー型」がありますが、大雪による損害はいずれの車両保険でも保険金支払いの対象です。
大雪による車の損害

ここで、「大雪による損害」はどういったものが挙げられるか、例をいくつか紹介します。
□ 積もった雪の重みで車の屋根がへこんだ。
□ 雪の重みで倒壊したカーポート(屋根と柱だけの簡易的な駐車施設)(*1)の下敷きになった。
□ 雪崩に巻き込まれた。
大雪による損害
なお、降り積もった雪の固まりに衝突した場合や、雪でスリップし他の物に衝突した場合には、「一般型」であれば車の損害が補償されます。「エコノミー」型では、車以外のものに衝突した場合には補償されません。

(*1) カーポート自体の損害については、車両保険の保険金のお支払い対象になりませんが、火災保険のお支払いの対象になる可能性があります。

 

お支払いする保険金の額は?

設定した車両保険の保険金額を上限に、車の修理費(=損害額)から設定している免責金額(自己負担額)を引いた金額が保険金として支払われます。なお、車の損傷が激しく、損害額が保険金額を超える場合は「全損(*2)」となり、免責金額は引かれず、設定した保険金額全額が支払われます。

車両保険の保険金額が150万円、免責金額5万円の場合を例に挙げて説明します。

■ 【車の修理費が50万円となった場合】
全損扱いではないため、免責金額5万円を引いた45万円が車両保険金として支払われます。

■ 【車の修理費が170万円となった場合】
保険金額を超えているため全損扱いとなり、免責金額は引かれず、保険金額150万円全額が車両保険金として支払われます。
また、もし車のトランクまたはキャリアに積んでいた個人が所有する物が損傷してしまった場合は、「車内身の回り品特約(*3)」が付いていれば、同特約から保険金が支払われます。

(*2)「全損」とは、損害額・修理費が保険金額を超えてしまうことをいいます。
(*3)ソニー損保における同特約の正式名称は「車内身の回り品補償特約」です。保険会社によって特約名称が異なりますのでご注意ください。

【ご注意!】
車の修理をする前に保険会社に連絡しましょう。保険会社に連絡せずに修理をしてしまうと、損害に対する事実確認ができなくなるなどの理由から、保険金が支払われない場合があります。

 

大雪による損害で保険を使った場合の次年度のノンフリート等級は?

ノンフリート等級は?ソニー損保では、大雪や雪崩など、落ちてきた雪(物)による損傷で「車両保険」と「車内身の回り品特約」のいずれか一方もしくは双方のみから保険金をお支払いした場合については「1等級ダウン事故」としており、次年度の契約の等級は事故1件につき1等級下がり、次年度の1年間のみ事故あり係数が適用されます。

一方、降り積もった雪の固まりに衝突した場合や、雪でスリップし他の物に衝突した場合など、運転中に生じた損傷で「車両保険」から保険金をお支払いした場合は「3等級ダウン事故」となり、次年度の等級は事故1件につき3等級下がり、次年度以降の3年間に事故あり係数が適用されます。

 

 

 

大雪による被害を未然に防ぐために

雪は積もれば積もるほど、そして時間が経てば経つほど注意が必要になります。降り始めの新雪はそれほど重くはありませんが、降り積もった雪は時間の経過とともに密度が高まり、その重みは増していきます。車が雪で損傷するリスクを減らすため、以下のような対策をとりましょう。

■ 車のボンネット、屋根などは定期的に雪おろしをする
■ 車を建物の屋根からの落雪の危険がない場所に移動する
■ カーポート(駐車場の屋根)は定期的に雪おろしをする

雨や日差しからマイカーを守ってくれる便利なカーポートですが、その耐荷重量は決まっています。大雪で耐荷重量を超えると、重みに耐えきれずカーポートが崩落する恐れがあります。耐荷重量はカーポートの取扱説明書に書いてありますので、事前に確認しておくとよいでしょう。

【ご注意!】
雪かきや雪おろしはご自身と身の回りの安全をしっかり確保したうえで行いましょう。

 

家屋や建物の損害には火災保険

雪による家屋や建物の損害は、火災保険の補償対象に含まれます。
家屋や建物を雪害から守るためには定期的な雪おろしが必要ですが、雪の重みで家屋の屋根やカーポートが壊れた、外の物置が破損した、雪崩に建物が巻き込まれた、などの場合は火災保険から保険金が支払われます。(*4)

(*4) 大量の雪解け水によって発生した洪水による損害については、雪による損害ではなく「水害」に含まれます。雪解け水による洪水にも備える場合には、ご契約の火災保険が水害も補償する内容になっているか、確認しましょう。

 

歩行中のけがには?

歩きなれていない雪道では転倒の危険性も高まります。雪道で転倒して骨折してしまったなど、歩行中のケガで入通院をされた場合、医療保険や傷害保険の補償対象となります。
この機会に、ご自身が契約されている保険の契約内容を確認してみてはいかがでしょうか。

 

最後に

大雪による車の損害が車両保険の補償対象ということを認識されていない方も少なくないようです。ご自身の契約内容をしっかりと確認しておきましょう。

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 ◇ 【保険金は支払われる?】台風・ゲリラ豪雨などの自然災害の場合

公開日:2014年2月26日
最終更新日:2015年11月26日 

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