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【保険金は支払われる?】運転中の急激な体調変化による事故

2016年05月25日|編集:福田

車を運転中に病気や予期しない体調の変化などで突然意識を失い、それが原因となる事故のニュースが後を絶ちません。

警察庁の調べによると、1990年から2011年までの22年間における1年間の平均交通事故件数は805,135件ですが、そのうち、運転者が発作を起こしたことによって発生した交通事故の件数は、年間で平均286件と報告されています。

割合でみると約2800件に1件と発生頻度は低いのですが、死亡事故につながる確率はそれ以外の事故原因に比べて約5倍(*1)となっており、重大事故につながる危険性が高いことが特徴です。今回は、自分が車を運転中に突然意識を失って事故を起こしてしまった場合、自動車保険の補償はどうなるのかについて、解説します。

(*1)運転者が発作を起こしたことによって発生した交通事故の死亡事故発生割合0.175%、それ以外の交通事故の死亡事故発生割合0.036%

【ご注意!】
ここで紹介する事例等は、あくまでも当社の商品内容に基づくもので、かつ、一般的なものです。ご契約内容や事故の状況などによって実際の対応は異なることがあります。

【事例】運転中に意識を失い、歩行者をはね、駐車中の車両にぶつけてしまった場合


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【解説】対物賠償保険と対人賠償保険から保険金が支払われます。

このような事故の場合、自動車保険に対物賠償保険と対人賠償保険をセットしていれば、相手方の車に与えた損害や歩行者・同乗者のケガの治療費などに対して保険金が支払われます。(*2)また、自身が負ったケガや死亡の補償についても、ケガをされたり死亡された原因が事故によるものと判断された場合は、人身傷害保険や搭乗者傷害保険でカバーすることが可能ですが、意識を失う原因となった内的な疾患等については補償の対象とはなりません。

(*2)対人賠償保険からは、自賠責保険の支払限度額(ケガの場合120万円、死亡の場合3,000万円、後遺障害の場合4,000万円)を超えた場合に、対人賠償保険から保険金が支払われます。

道路交通法の改正

2014(平成26)年6月1日に道路交通法の一部が改正され、安全な運転に支障をおよぼすおそれがある病気(*3)にかかっている人の的確な把握のため、運転免許を受けようとする人への質問に関する規定が整備されました。これにより、運転免許証の取得や更新時に、病気等に関する質問票に回答することが義務化されています。

質問票は公安委員会に提出することとなっており、虚偽の回答をして免許を取得または更新した場合には、1年以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられるようになりました。

(*3)統合失調症、認知症およびてんかんなど、自動車等の安全な運転に支障をおよぼすおそれがある病気として政令で定めるものをいいます。

また、正常な運転ができないおそれがある状態での運転は、道路交通法で禁止されていることも知っておきましょう。違反すると、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が発生する可能性があるなど、法律上の罰則が定められています。

道路交通法第66条「過労運転等の禁止」より抜粋
何人も、過労、病気、薬物の影響その他の理由により、正常な運転ができないおそれがある状態で車両等を運転してはならない(一部略)。

急激な体調変化による事故を起こさないために

日頃から適度な運動や食事、睡眠を心がけ、特に運転前は体調に注意をすることが必要です。また、眠気や体調不良を感じるような場合は運転を控える、長時間の運転をする場合はこまめな休憩と水分補給をする、といった心がけも重要です。
なお、以下のような自覚症状が表れた場合は特に注意が必要です。脳や心臓の疾患の前兆である可能性があるため、即座に運転を中止し、車を安全な場所に停車させるなどして安全を確保しましょう。
 

【即座に運転を中止すべき症状】

●  左胸、左肩から背中にかけて、痛みや圧迫感、締め付けられる感じがする

● 息切れ、呼吸がしにくい

●  脈が飛ぶ、胸部の不快感、動悸、めまいなどがある

●  片方の手足、顔半分の麻痺、しびれを感じる

● 言語の障害が生じている

●  片方の目が見えない、物が二つに見える、視野の半分が欠けるなどの知覚の障害が生じている

● 強い頭痛がする

※出典:国土交通省 事業用自動車の運転者の健康管理マニュアル

安全の確保ができたら、必要に応じて救急車を呼ぶなど救助を求めましょう。無理に運転を続けると、他人に危害を加えることにもなりかねませんので、無理はしないようにしてください。なお、高速道路や有料道路の場合では、道路管理者に速やかに連絡することも必要です。

<参考資料>
警察庁 第1回一定の病気等に係る運転免許制度の在り方に関する有識者検討会
JAF クルマ何でも質問箱 運転中に体調不良になったときはどうすればいいの?
国土交通省 事業用自動車の運転者の健康管理マニュアル
一般財団法人全日本交通安全協会 道路交通法の改正のポイント

公開日:2016年4月13日
最終更新日:2016年5月25日

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