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【過失割合】路上駐車中の車への追突事故

2017年04月13日|編集:福田

車で出かける際、カーナビを頼りに知らない道を運転することがあると思います。カーナビは便利な道具ですが、画面に気を取られて、路上の障害物などに気付くのが遅れてヒヤリとした経験をお持ちの方も多いようです。

警察庁のデータによると、駐車車両への追突事故の事故全体に占める割合は少なく、駐車違反の取締強化も功を奏しているのか件数も年々減ってきていますが、それでも年間1千件近く発生しています。
今回は路上の障害物の1つとも言える駐車車両への追突事故について、例を挙げて、過失割合や支払われる保険金について説明します。
214959_01.png

【ご注意!】
ここで紹介した過失割合は、あくまでも一般的な基本の割合です。事故や事故当時の状況によって過失割合は異なります。あくまでもご参考とお考えください。

【事例】片側一車線の道路における、進行方向の道路左脇に駐停車していた車への追突事故

片側一車線の道路で直進していた車が、進行方向の道路左脇に駐停車中の車に気付くのが遅れ、追突してしまいました。

214959_02.png
 
【過失割合】
A(追突した車):B(駐停車中の車)= 100:0
 
【解説】
駐停車中の車への追突事故の場合、追突した車の前方注意義務責任がより重いとされ、追突した側の過失が100%となります。
ただし、B車(駐停車中の車)が、駐停車禁止場所(駐停車禁止の標識が設置されている場所、トンネル、カーブの途中、こう配が急な坂道など)に駐車をしていた場合には、通行の妨害をし、事故発生の危険を高めているとされ、B車の過失割合が10%加算される可能性があります。
また、降雨や濃霧、夜間で外灯がなく視認不良の状況のときに、ハザード(非常点滅灯)や三角反射板を使用するといった警告措置を怠って駐停車していた場合は、B車の過失割合が10%~20%加算される可能性があります。

反対に、A車(追突した車)に軽度の前方不注意があることは基本的な過失割合に含まれていますが、A車に著しい前方不注意や酒酔い運転、運転操作ミス等がある場合には、過失割合が10~20%加算される可能性があります。(ただし、過失割合が100%を超えることはありません)

駐停車車両への追突事故を防ぐためのポイント

214959_03.png車を運転していて、路上の駐停車車両にヒヤリとさせられた経験をお持ちの方も多いと思います。
「駐車車両に追突しそうになった」といったケースのほか、「駐車車両をよけた車が無理やり自分の車の直前に割り込んできた」「駐車車両の陰から人が飛び出してきた」「駐車車両の扉が突然開いて進路をふさがれた」といったケースなど、さまざまです。
前方に駐車車両を確認したら、こうしたさまざまなケースを想定し、カーナビやラジオ、音楽、同乗者との会話などに気を取られることのないよう、普段以上に慎重に運転したいものです。
なお、道路交通法では、運転者が走行中に携帯電話やスマートフォンはもちろん、カーナビの画面を注視してはいけないことになっています。交通ルールを守って、ドライブを楽しみましょう。

このコーナーでは、ドライブやカーライフに関する一般的な情報をご紹介しております。個別のご質問につきましてはコメントとしてご投稿いただいても、弊社から回答をさしあげることはできません。あしからずご了承ください。

<参考資料>
警察庁「平成28年における交通事故の発生状況」

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