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高速道路における最高速度の引上げ

2017年03月13日|編集:福田

近年、高速道路におけるクルマの最高速度についてはたびたび話題にのぼっています。2016(平成28)年3月24日には、警察庁が高速道路で安全の条件を満たす一部区間にて規制速度を100km/hから120km/hへ引上げる方針を発表しました。今回はこの話題について紹介します。

日本における法定最高速度

日本の道路における法定最高速度についてはしっかりと覚えていますでしょうか。基本的に道路のほとんどの区間では道路標識・標示で制限速度が指定されていますが、速度標識・標示がない一般道路の普通乗用車の最高速度は60km/hと定められています。ただし、一部の整備された国道やバイパス道などでは、70~80km/hに最高速度が引上げられている区間もあります。

日本においてもっとも高い法定最高速度は高速自動車国道の100km/hになります。もちろんこれは本線車道のうち対面通行でない区間など安全に走行が可能な場合のみであって、実際は高速道路であっても速度標識で制限速度が指定されている区間が多いのです。

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※高速道路であっても市街地や山間部、トンネルや料金所近辺などでは最高速度が低く指定されています。

新時代に向けた取組み

日本最初の都市間高速道路は、1963(昭和38)年に開通した名神高速道路で、この際に高速道路での最高速度制限が100km/hと定められました。つまり、半世紀以上が経過した現在もそれが続いていることになります。
時代とともにクルマの走行性能は大きく向上し、新たに建設された高速道路は渋滞のないスムーズな移動・物流の実現を念頭に、より高速でも走行可能な設計がなされています。

こうした社会背景をふまえ、警察庁、国土交通省、学識者からなる「調査研究検討委員会」では、高速道路における最高速度についての検討を続けてきました。そして、2016(平成28)年3月に、100km/hを上回る速度での運用を想定して建設された道路については、試行的に最高速度を引上げる社会実験を実施することを発表。その後、新東名高速道路や東北自動車道の一部区間で110km/hへの引上げを試行したのち、速度を段階的に引上げ、対象路線や区間の拡大を検討する方針についても発表されました。

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※2012(平成24)年4月に開通した新東名高速道路は、当初は従来の高速道路よりも道路規格が高い設計速度140km/hでの建設運用が計画されていました。

最高速度引上げの課題

社会実験の対象となったのは、新東名高速道路・静岡県の新静岡IC~森掛川IC(約50.5キロ)の上下線、東北自動車道・岩手県の花巻南IC~盛岡南IC(約30.6キロ)の上下線になります。こちらの試行開始時期は2017(平成29)年度内と発表されており、結果によっては最高速度を120km/hまで引上げるほか、他の路線についても規制速度の引上げを検討するとしています。

なお、最高速度が引上げられる予定区間はこれまで速度標識がありませんでした。これは規制がない区間は法定最高速度が制限速度になるからです。そのため、新たな標識の設置や設備などの整備に時間が必要となっており、正式な実施時期は未定となっています。また、トラックなどの大型貨物車両は現行の80km/hを維持とするため、車種で速度の違いが大きくなるリスクへの対策や、速度違反者への取締り強化なども課題となっています。今後の展開、そして社会実験の結果に注目しましょう。

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※高速道路のスムーズな運行には、ドライバーの交通マナー遵守の意識が欠かせません。
 

最高速度引上げのメリットは交通の流れをよりスムーズにし、目的地への到着を早めることにあります。そのためにはまず私たちドライバーが、高速道路走行のルールやマナーをしっかりと守る必要があります。

このコーナーでは、ドライブやカーライフに関する一般的な情報をご紹介しております。
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