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健康のススメ

機能性表示食品とは?~食品表示の基礎知識~

2015年10月13日|編集:福田

1510_shokuhin_05.JPG2015年4月から、食品表示の新制度「機能性表示食品制度」が施行され、大きな注目を集めています。
6月からは新制度の認定を受けた商品も市場に出回るようになり、「食事の脂肪や糖分の吸収を抑える機能があるノンアルコールビール」などが話題になっていますね。
今回は、この「機能性表示食品制度」を含む、食品表示の基礎知識についてお話しします。

健康をうたう食品にも種類がある

私たちの生活でよく目にする健康をうたう食品。特に、手軽さが人気のサプリメントは、コンビニなどで見かけることも多いのではないでしょうか。それらの食品によく表示されているのが、「特定保健用食品(トクホ)」、「栄養機能食品」、そして新しくできた「機能性表示食品」というマークや文字。これらの言葉は「なんとなく効果がありそう」と消費者に期待を高めさせがちですが、あくまでも食品の補助的存在であり、表示された効能・効果の過信は禁物です。
最初に、これらの表示の具体的な違いについて解説します。

特定保健用食品(トクホ)

テレビCMなどでもっともよく目にするのが、国が許可した特定保健用食品、通称トクホです。個別に消費者庁長官の許可を受けており、保健の効果を表示することができるのが特徴です。「お腹の調子を整える」、「体脂肪がつきにくい」、「コレステロールの吸収を抑える」など、【特定の保健の効果が科学的に証明されているもの】について表示することができます。

栄養機能食品

国の基準に従った食品のことで、高齢化やライフスタイルの変化等により必要な栄養成分をとれない人に対し、それを補うために栄養成分の機能の表示をしているのが特徴です。トクホと大きく異なる点は、「個別に消費者庁長官の許可を受けている食品ではない」というところです。
また、栄養成分がバランスよく含まれているということではなく、例えば「カルシウム」、「葉酸」など、【国が定めた栄養成分の規格基準に1つでも適合】していれば、製造業者の責任で「栄養機能食品」と表示できることも違いの1つです。

機能性表示食品

2015年3月までは、機能を表示することができる食品は「特定保健用食品(トクホ)」と、「栄養機能食品」の2つのみでしたが、2015年4月に「機能性表示食品」が新たに加わりました。
「機能性表示食品」とは、製造業者の責任において科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品のことをいい、食品の機能性を分かりやすく表示した商品の選択肢を増やし、消費者がそうした商品の正しい情報を得て選択できるよう、2015 年 4 月に「機能性表示食品制度」が施行されました。これにより、【企業が科学的根拠(エビデンス)を消費者庁に届け出れば、国の審査なしで健康効果を表示できる】+【保健機能食品として「機能性表示食品」を名乗ることができる】ようになりました。
 

機能性表示食品制度で変わったこと

これまで、「特定保健用食品」「栄養機能食品」に属さない健康食品は「一般食品」としてまとめられていましたが、「機能性表示食品制度」により、この構成図が大きく変わることになりました。機能がトクホの指定する表示範囲外であったり、薬機法の制限等の理由で機能情報を出せなかったりした商品が、「機能性表示食品」として販売されるようになっています。
また、広告やパッケージ等でも、新制度施行前は表現することができなかった“機能性”を表現できるようになりました。
これにより、曖昧さを払拭したよりダイレクトなキャッチコピーや商品説明が可能になり、企業にとっては、多くの消費者に商品をアピールできるビジネスチャンスだといえるでしょう。
一方、機能性表示について「根拠が不明確なのでは?」という指摘もありますが、より情報が増えたと受取る声もあります。
なお、消費者庁のウェブサイトを見ると、2015年9月末現在、届け出のあった約100件の機能性表示食品の情報を見ることができます。現時点の特徴としては、「内臓脂肪を減らす」等の、脂肪対策の効果効能をうたった商品が多いようです。
 

食品選びの際の注意点

買い物のイラスト消費者にとって、食品の機能性に関する参考情報が増え、食品を選ぶ際の選択肢が多くなることは、購買意欲をそそられ、楽しいものです。
しかし、これまで述べてきたように、食品を選ぶ際は、機能性表示をうのみにすることなく、あくまでも参考と理解するとよいでしょう。また、過度に効果を期待し、その商品に頼りきってしまわずに、通常の食生活でバランスよく栄養を摂取するように心がけ、適度な運動を行うことも必要です。

トクホや栄養機能食品、機能性表示食品は、一般の食品と同様に簡単に手に入り手軽な反面、ついついとり過ぎてしまうことがありますが、多量に摂取することによって予防の効果が高くなったり、疾病が治ったりするわけではありません。複数の商品を並行して利用する場合、特定の栄養成分の過剰摂取にならないように気をつけましょう。特に、ビタミンやミネラルなどは過剰摂取すると、かえって健康に害を及ぼすことがありますので、注意しましょう。摂取により体調に異変を感じたときは、食べるのを一旦止めて医療機関を受診しましょう。

パッケージに表示してある注意喚起事項を確認し、1日の摂取量などの用法を守るのはもちろんですが、機能性表示食品の詳しい情報が知りたい場合は、消費者庁のウェブサイトを確認しましょう。

消費者庁 機能性表示食品に関する情報(消費者庁のサイトにリンクします)

 



今後、健康に関するさまざまな効果効能をうたった商品やその広告を見る機会がますます増えることでしょう。そのためそれぞれの食品の機能性表示の特性を理解して、過度な期待をせずに、あくまでも参考として捉えるという、賢い消費者の姿勢が必要だといえます。

このコーナーでは、健康に関する一般的な情報をご紹介しております。個別の相談等につきましてはコメントとしてご投稿いただいても、弊社から回答をさしあげることはできません。あしからずご了承ください。

執筆:消費生活アドバイザー 常山あかね

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