岡山と広島の境に位置する、山陽自動車道上りの「福山サービスエリア」。福山市は、毎年大きなバラ祭りも行われるバラの町で このサービスエリアにも、バラ園があるんです。
そんな「福山サービスエリア上り線」の'ごちそうロケーション'は「福山鯛うずみ」 1000円。
うずみとは、ご飯の下に"湯がいた鯛"や"にんじん""しいたけ""豆腐"などを隠すように入れ、ご飯の上に"ねぎ""のり""かまぼこ""三ツ葉"のせ、出汁をかけて頂くという、広島県東部の福山市近辺で食べられている郷土料理です。
何故、このような食べ方をしたかというと、江戸時代に行われた倹約政治のため、贅沢品とされた鯛や鶏肉・えびなどを堂々と口にすることができない庶民が、具を飯で隠しながら食べていたことが始まりと言われています。
福山鯛うずみは、福山らしい食材の「鯛」を使い、伝統的なうずみの「具材を隠す」というコンセプトのもと、そのままでも食べられる、出汁をかけて2度楽しみ、薬味を入れて3度楽しめるという斬新なアイデアで、地元で行われた料理の大会でグランプリを獲得。今では、多くの飲食店で新しい美味しいうずみが誕生しているそうです。
福山サービスエリア上り線で食べることが出来る福山鯛うずみは、地元でとれる新鮮な鯛、そしてお米は広島の神石高原産のお米を使っている、地産地消メニュー!
あっさりした出汁をかけていただくと、出汁茶漬けのような感じで鯛のうまみをほんのりと感じることが出来る、上品な味です。
「福山サービスエリア上り線」には、鯛潮ラーメンや、鯛あんかけ丼など、地元で採れた鯛を使ったメニューがたくさんあります。ぜひお立ち寄り下さい。
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