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【過失割合】玉突き事故

2012年09月24日|編集:小原

gf1940063500w.jpg行楽シーズンなどにありがちな「玉突き事故」。どのような形で保険が使えるのでしょうか。

玉突き事故の場合は、ぶつかった順番とその時の状況により過失割合が異なります。
過失割合とは、車同士の事故など、相手がある事故の場合に発生する責任の割合。この責任の割合に応じて損害賠償の範囲が変わり、その結果として保険金の支払額が変わってきます。過失割合は、過去の判例など、裁判所によって判断・認定された過失割合を基に作成された基準を参考に判断されます。

いくつかのケースを例に説明しましょう。
 

3台の玉突き事故に巻き込まれてしまいました。

高速道路で、混雑のため車の流れも停滞気味だったため、前の車について走っていたところ、後ろから来た車に追突され、そのはずみで前を走っていた車にぶつかってしまいました。
自分の車も、前を走っていた車も車体に損傷を受けました。こんなとき、それぞれの車の損傷はどのように補償されるのでしょうか?

【事例1】 一般道路での、信号待ちで停止していた車に追突した事故

081024crash.jpg3台の玉突き事故について説明する前に、シンプルな2台の追突事故、「信号待ちで止まっていたA車に、B車が追突したケース」を例に説明します。

一般道路で完全に止まっている車に追突した場合は、追突した車の責任が100%ということになり、A車における修理代やケガの治療費などを、B車の対物賠償保険や対人賠償保険で補償することになります。
なお、B車の損傷についてはB車の車両保険から、B車に乗っていた人のケガに対してはB車の搭乗者傷害保険や人身傷害補償などから、契約内容に応じて保険金が支払われます。

【事例2】 高速道路での、3台の玉突き事故

081024crash2.jpg今度は冒頭に提示した事例、高速道路での3台の玉突き事故「C車がB車に追突し、その結果、B車もA車に追突したケース」について説明します。

追突事故は基本的に追突した車の責任となりますが、高速道路上では基本的に停車してはいけないことになっているため、その時の状況によっては他の車(このケースではご質問者の車に該当するB車)にも過失が発生することも。
たとえば、B車が、走行中に理由もなく急ブレーキを踏んだことによって玉突き事故となった場合などです。その場合は、B車における損害の一部(C車の責任分)をC車が賠償し、A車における損害はB車とC車が賠償することになります。

ただ、一般的には、A車、B車ともに渋滞など然るべき理由で停止したり徐行したりしている状態のところにC車が追突した、といったケースがほとんどでしょう。この場合は、C車の過失割合が100%となり、A車およびB車の損害や乗っていた人のケガなどについては、C車の運転手が補償しなくてはなりません。

【事例3】 急ブレーキを踏んだ前の車に追突

081024crash3.jpg最後に、前方車にも過失が生じる可能性がある「走行中に前の車が突然急ブレーキをかけたことによって、後続車が追突したケース」について説明します。

追突事故の場合、もし前の車が追突の原因になるような運転をしていないのであれば、追突した車に100%責任があります。ただし、理由なく急ブレーキをかけるなど、前方車が適切な運転をしていなかったことが証明された場合には、前方車にも過失割合が発生します。

過失割合認定基準によると、このケースでの過失割合は、B車が70%、A車が30%となります。もしご自分がB車の立場だった場合、A車の急ブレーキが事故の要因なのに、ご自分に過失が多く生じることに納得のいかない思いになるかもしれません。でも、十分な車間距離を保っていれば追突を避けることができた可能性があるため、B車にも過失があると判断されるのです。
 

過失割合の判定材料

事故状況に関する情報は、過失割合や賠償額を決定する際に、重要な判断材料となります。できるだけ、現場の状況や双方の停車位置・スピードなどの記録を心がけ、目撃者がいた場合は連絡先を教えてもらってメモしておきましょう。
もちろん、ケガ人の救護や二次的な事故の防止、警察への届出も忘れずに。
 

あとから気づいたケガ

最後に、事故から数日経ってからケガをしていることに気付いた場合の対応について説明しておきましょう。
追突事故に巻込まれて被害者となり、その時は気づかず後になってから、事故による症状がでてきたら…そんな場合もケガに対する補償は受けられるのでしょうか。

事故の発生当時に気づかず、後日ケガに気づいたという場合はなるべく早く病院で診察を受けて診断書を取得し、警察へ届出を。事故当時、警察への届出をしていても、その時にケガの認識がなければ、事故証明書上は「物損事故」扱いとなっています。警察に診断書を提出しないと、「物損事故」の扱いのままとなってしまうのでご注意を。

相手方より損害賠償を受ける場合、また、ご自身の保険に保険金請求をされる場合のいずれにおいても、「人身事故」としての事故証明が必要とされることが多いもの。こうした手続きが受理され、事故との因果関係が認められれば、相手方からの損害賠償の対象、またはご自身の自動車保険の補償の対象となります。

事故から時間が経過してしまうと、警察で届出を受理してもらえなかったり、事故との因果関係の証明が難しくなってしまったりします。事故直後は平気だと思っても、体の異変を感じたらすぐに病院へ行くようにしましょう。

ここでは、事故の一例を挙げ一般的な過失割合を紹介しています。
事故の過失割合の判定方法は状況によってさまざまですので、もし実際に事故に遭ってしまったときはご自分で判断せずに、保険会社の担当者に確認してください。

(関連記事)
 ◇ 【過失割合】自動車同士の事故で、過失割合が100:0となるケース
 ◇ 【過失割合】追突された場合
 ◇ 【過失割合】赤信号無視の歩行者に衝突

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