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健康のススメ

気になりませんか?こんなカラダの症状 腰痛

2017年04月13日|編集:福田

214928_01.JPG腰痛は2本足歩行をする人間だけが持つ悩みである、と聞いたことがあります。4本足歩行をする動物は腰痛と無縁であると・・・

4本足歩行に適した骨格や筋肉を持っていたわたしたちの祖先は、進化の過程で2本足歩行をするようになりました。その結果、4本足で支えていたカラダの重さを2本足で支えることになったため、腰への負担が発生したそうです。また、前方に傾く骨盤と上方に向かう背骨で腰部に不安定な構造を作り出していることも、腰への負担になっているようです。

わたしたちの祖先が2本足歩行を始めたのは、はるか昔。腰痛の悩みもかなり長い歴史がありそうですね。

今回は、「腰痛」にスポットをあてて解説します。

背骨は小さなパーツの集合体

わたしたちのカラダの中心にあってカラダを支えているものといえば、やはり背骨ですね。
今回のテーマ「腰痛」は、背骨の一部で起きるカラダの不具合ですので、はじめに背骨のしくみについて簡単に整理しておきましょう。

背骨がまっすぐな1本の骨でないことは、皆さんもご存じだと思います。背骨はたくさんの小さな骨などが連なって構成されており、背骨の大部分を占める連なりには「脊椎(せきつい)」という名前が付けられています。
脊椎を構成する小さな骨は全部で24個あり、これを「椎骨(ついこつ)」といいます。それぞれの椎骨は、「関節」・「靭帯(じんたい)」・「筋肉」で支えられています。また、椎骨と椎骨の間には、クッションの役目をする「椎間板(ついかんばん)」があります。さらに椎骨には空洞部分があり、そこには「脊髄(せきずい)」などの神経が通っています。

脊椎は、頭に近いほうから「頚椎(けいつい)」・「胸椎(きょうつい)」・「腰椎(ようつい)」と名前が付けられていますが、ちょうど腰のあたりにある5つの椎骨の連なりが腰椎といわれる部分で、腰痛の多くはこの腰椎を構成する部分の不具合によりおきます。

腰は元来、痛みがおきやすい

動きの多い背骨と動きの少ない骨盤のつなぎ目にある腰椎はもともと負担がかかっており、故障のおきやすいところです。ここに、悪い姿勢や同じ姿勢をとり続けたり、無理な動作を長年繰返したり、太ってしまったりといった新たな負担が加わると腰痛を自覚するようになります。

214928_02.JPG腰の重さ・だるさや慢性的な痛みなどはあっても、レントゲンやCT(コンピューター断層撮影)、MRI(核磁気共鳴画像法)などの検査では原因が特定できない腰痛・・・このような腰痛の多くは、これといった原因がなくても日常生活で少しずつ腰に負担がかかり続けた結果、骨や筋肉が疲労しておきたものです。腰痛で受診する方の半数はこれに当たります。

原因がわかるものでは、急に無理な力が加わることにより関節や靭帯が痛む「ぎっくり腰」や、椎間板が後ろに飛び出して神経を圧迫することにより腰部の痛みのほか、下肢にかけてのシビレも伴う「椎間板ヘルニア」などがあります。

加齢も大きな原因のひとつです。
年齢を重ねるに従って、椎間板のクッション機能が衰えていくと、関節の軟骨がすり減って痛みが起きるようになります。また、背骨を支える筋肉や靭帯の衰えも痛みの原因となります。高齢の女性では、骨からカルシウムが抜けてもろくなる「骨粗しょう症」で本人も気づかないうちに腰部を骨折しているために、背中や腰の痛みがおきている場合もあります。

予防には意識が肝心~S字カーブ・緩やかカーブ

214928_03.JPG腰に負担をかけない動作や正しい姿勢を保つ生活の工夫は、腰痛を予防するとともに症状を改善します。
横から見たときに、背骨が緩やかなS字状のカーブ(*)を描くよう意識して姿勢を保ちましょう。寝具選びも背骨がS字カーブを保てる硬さで選びましょう。柔らかすぎるとお尻が沈み、硬すぎると背骨がまっすぐになります。
デスクや作業台も腰に負担のかかりにくい高さになるよう、意識して調整しましょう。伸び上がった姿勢での動作が多いときは踏み台などを利用し、背中を丸めた姿勢での動作が多いときは腰を落とすほうが背骨のカーブは緩やかです。

(*)首の部分にあたる頚椎は前方に、胸の部分にあたる胸椎は後方に、腰の部分にあたる腰椎は前方にそれぞれ湾曲し、背骨全体が緩やかなS字状のカーブを描くことで、カラダにかかる衝撃などを吸収したり分散したりすることができます。

予防には意識が肝心~食事と運動で筋肉と骨の老化をコントロール

老化による筋肉の衰えや骨の密度の低下は避けがたいことですが、毎日の食事や運動でそのペースを緩やかに保つことは可能です。

<食事>
筋肉のためにはたんぱく質、骨のためにはカルシウムやビタミンDが有効ですが、肥満は腰痛の原因になりますので、取過ぎはいけません。
ビタミンDは、まぐろ・かつお・きくらげ・干ししいたけなどに、カルシウムは、煮干・干しえび・乳製品・いわし・モロヘイヤなどに、それぞれ多く含まれます。
旬の食材だけでなく乾物も活用すれば、季節を問わずいつでも必要な栄養素を取ることができます。毎日の食事に意識して取入れてみませんか?

<運動>
214928_04.JPGスポーツやストレッチのほか、日常生活でもカラダ全体を使って動くよう意識すると、筋肉の衰えを防ぐことができます。水中ウォーキングは腰への負担が少ないのでお勧めです。

●会社で出来るストレッチ
同じ姿勢のまま長時間座りっぱなしでいると腰痛の原因になってしまいます。
昼休みや休憩時間に、筋肉をほぐしてあげましょう。

①椅子でストレッチ・・・腰回りを伸ばす
 (1)膝の上に手を置き、足を組む。
 (2)息をゆっくりと吐きながら上半身を前に倒す。
 (3)無理をしない程度まで前に倒し、その姿勢を5秒保ちます。
 (4)ゆっくりと戻し、左右交互に行う。

②椅子でストレッチ・・・
 (1)腰に手をあてて、上半身をゆっくりと息を吐きながらねじる。
 (2)ねじったまま5秒間保ち、息を吐きながら戻す。左右交互にやる。
 

腰痛にみまわれたら

たとえば、ぎっくり腰。
体を丸くして横になります。そうもいかない場所ならバックなどカラダの支えになるものを抱えて前かがみになります。お腹に力を入れると腹圧で楽になることがありますが、これはコルセットと同じ効果です。安静にしていると3日~1週間くらいで痛みが和らいできます。ぎっくり腰はねんざと同じ状態ですから、はじめは冷やします。症状が落着いてきたら温めて筋肉をリラックスさせ血行を良くします。

何をしても緩和しない場合は他の病気かもしれません。
腹部の腫瘍などによる腰部組織の圧迫や、尿路結石、泌尿器・消化器の炎症でも腰痛がおきます。脊柱管や脊髄の腫瘍やカリエス、骨髄炎のような感染症も同様です。
痛みが激しいときや、何をしても緩和しないときはすぐに受診しましょう。

このコーナーでは、健康に関する一般的な情報をご紹介しております。個別の症状や検査結果等につきましてはコメントとしてご投稿いただいても、弊社から回答をさしあげることはできません。あしからずご了承ください。

監修:保健師 野瀬里美

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