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健康のススメ

健康診断・気になる数字 血圧~忍び寄る高血圧が心配なあなたへ~

2017年10月13日|編集:福田

219275_04.jpg「血圧」とは、全身を循環する血液が動脈壁に与える圧力を示し、心臓から送り出される血液の量と血管の硬さ(抵抗の大きさ)によって決まります。血液の量が多かったり、血管の抵抗が大きかったりすると血圧は上昇し、逆の状態なら低下するということになります。

血圧測定時に「上」「下」といいますが、心臓が血液を送り出すために収縮したときの血圧(収縮期血圧)を「上」、戻ってきた血液が拡張した心臓に入るときの血圧(拡張期血圧)を「下」とよびます。
今回は、基準値を超えて高い状態が続くと、脳卒中や心筋梗塞など生死にかかわる合併症をもひきおこすといわれている血圧にスポットをあてて解説します。

血圧の基準値数値からよみとるキケン信号

219275_01.png

【解説】
・至適血圧の場合

 健康な状態でリスクが低いです。
・正常血圧の場合
 特に注意はいらない状態です。
・正常高血圧の場合
 まだ治療が必要はないが、生活改善が望まれます。
・高血圧(140/90以上160/100未満)の場合
 まずは生活習慣の改善を求めますが、それでも血圧が下がらない場合は医療機関を受診することを勧めます。
・高血圧(160/100以上)の場合
 医療機関を受診し治療することが求められます。

【高血圧から起こりうる病気の一例】
脳出血
 脳内の動脈の弾力を失い、高い圧に耐え切れず、血管が破れ出血する。
脳血栓症
 脳の血管が動脈硬化を起こし、徐々に血管が狭くなり、最後には詰まる。
・クモ膜下出血
 脳の動脈にできたこぶに圧力が加わり、こぶが破れ出血する。
・狭心症
 心臓の冠動脈が血栓などによって徐々に狭くなり、血流が低下し胸痛を起こす。

高血圧の方で、他の疾患を併発している方や悪化が予測される環境にある方などは対応が異なりますので、病院(内科もしくは循環器科)を受診し医師にご相談ください。
 

血圧は、いつ測るのがベスト?

1日という長さで血圧の変化を見ると、朝、起床前からその日の活動に備えるように上がり始め、日中の動いている時間帯では高くなり、夕方から夜にかけて下がり、睡眠中はさらに低くなります。ただし、血圧は、時間・食事・運動・仕事などさまざまな要因で上がったり下がったり変化します。
高血圧でない方でも、病院や診療所で測ると家庭より高い数値がでることがあります。家庭ではリラックスして測定できますが、病院や健診では緊張して高血圧となる「白衣高血圧」があります。逆に、病院での測定値は正常なのに家庭での血圧値が上がってしまう「仮面高血圧」があります。

仮面高血圧には、起床時に急上昇する「早朝高血圧」や、睡眠中の血圧が就眠前より高くなる「夜間高血圧」などのタイプあり、いずれも脳卒中や心筋梗塞をひきおこす確率が通常の2~6倍になるといわれ、治療が必要な場合があります。

このように、血圧の異常は病院での一時的な測定だけでは判断が難しいため、自宅測定が欠かせません。仮面高血圧を見逃さないためにも、自宅では寝る前と起きた後の2回測定された方がよいでしょう。
 

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※白衣高血圧の場合は、治療は不要とされています。

サイレントキラー

サイレントキラーとは、沈黙の殺し屋という意味。高血圧の多くは、はっきりした自覚症状がありません。なので、気がついたときには生死にかかわる合併症が進行し、その合併症が高血圧をさらに進行させます。

高血圧の状態が続くと、圧力に耐えるために血管壁が厚くなりその結果、血管の内腔が狭くなります。狭い血管は傷つきやすく、傷ついたところに脂質が溜まるとさらに狭くなります。狭い血管では血流の抵抗が増し、ますます血圧が上昇するという悪循環に陥ります。

狭く硬くなった動脈(このような状態を動脈硬化といいます)が原因となり、脳梗塞・脳出血・心筋梗塞などの、脳や心臓の血管障害のほか、糖尿病・腎不全といった生死にかかわる合併症がひきおこされます。最悪の場合、そのまま亡くなってしまうこともあります。
 

高血圧を予防・改善するために

高血圧は遺伝的因子のほか、塩分の取りすぎ・肥満・過労・喫煙・ストレスなどの生活習慣と深いかかわりがあります。

塩分の摂取はひかえめに

219275_03.png塩分のとり過ぎは高血圧の最大の要因です。
塩分を取りすぎると血液の塩分濃度が上がり血中の細胞の働きが低下します。このような状態を防ぐために腎臓は水分を血中に送り出しますが、結果として血液の全体量が増え、血圧の上昇につながります。

高血圧の予防には、塩分の摂取を成人1日あたり、男性は8g、女性は7g以下に抑えたいものです。(小さじ一杯=5g)。

ワンポイントアドバイス おいしく、無理なく続けるために
▼薄味に慣れましょう。酸味や香り、香辛料などを効果的に使って、違う美味しさを発見してください。ただし食べすぎはいけません。いくら薄味でも結果的に多量の塩分を摂取することになります。

▼練り物・加工食品・インスタント食品には塩分が多用されています。これらの食品については、成分表示を確認する習慣をつけましょう。無造作に食べるより摂取量はずっと少なくなります。(ナトリウム1,000mg=食塩2.54g)

軽めの有酸素運動がおすすめ

血圧を適正に保つためには、有酸素運動が効果的です。ただし、運動中は血圧が上がるので、無理は禁物。1日30分程度の軽めの運動を、週3日ほど無理のないペースで継続していくことが大切です。また、運動をすることで脂肪が燃焼し減量につながります。体重が減少すると、心臓から全身に血液を送る負荷が軽くなるので血圧はさがり安定します。

ワンポイントアドバイス 血圧が高い方におすすめの運動
▼ウォーキング、水中ウォーキング、サイクリング、ラジオ体操

疲れやストレスは溜めすぎない

血圧は身体的・精神的なストレスを受けると上昇するのはすでにわかっています。血圧の上昇を避けるためにも、できるだけ日々の疲れやストレスは解消しておくことが大事になります。
また、タバコは多くの有害物質を体内にとりいれています。ということは、タバコは自身にストレスをかけているのと同じです。禁煙をおすすめします。

このコーナーでは、健康に関する一般的な情報をご紹介しております。個別の症状や検査結果等につきましてはコメントとしてご投稿いただいても、弊社から回答をさしあげることはできません。あしからずご了承ください。

監修:保健師 野瀬里美

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