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保険なるほど知恵袋

健康のススメ

健康診断・気になる数字 貧血~赤血球数・ヘマトクリット・ヘモグロビン 貧血が心配なあなたへ~

2017年10月26日|編集:福田

219280_01.png血液中の「赤血球」や赤血球に含まれる「ヘモグロビン」の量が少なくなった状態を、『貧血』といいます。
赤血球は酸素を肺から体中に運び、体中の組織にたまった二酸化炭素を肺へ排出する役割を持っています。
その働きの中心となっているのがヘモグロビンで、鉄イオンがあるために、赤い色=血液の色をしています。ヘモグロビンが少ないと、黄色味を帯びた青白い顔色になるほか、全身に運ばれる酸素の量が不足して貧血のさまざまな症状が現れてきます。

今回は、貧血と深い関連のある血液の3項目(成分)にスポットをあてて解説します。
 

数値からよみとるキケン信号

貧血の診断はおもに、赤血球数・ヘマトクリット・ヘモグロビン(血色素)の3項目でおこないます。それぞれの基準値は以下のとおりです。(日本人間ドック学会の定める判定区分表等をもとに、記事監修者が設定)

219280_02.png赤血球数(1マイクロリットル中)・・・血液中の赤血球の数をあらわします。
男性:400~550万個/女性:360~500万個

ヘマトクリット・・・血液中の赤血球の容積の割合をあらわします。
男性:38.5~50.0%/女性:35.5~45.0%

ヘモグロビン(1dl中)・・・ヘモグロビンの量をあらわします。
男性:13.0~16.0g/女性:12.0~15.0g
 

基準値より高い場合は「多血症」の疑いあり

暑い中で運動して脱水症状を起こすと、血液が凝縮して見かけ上の多血症になりますが、この場合は特段の治療などは不要です。
多血症は、大きく分けて「真性多血症」「二次性多血症」「相対的多血症(ストレス性多血症)」があります。

「真性多血症」・・・血液検査で判明する原因不明の血液腫瘍疾患のひとつ。血球ことに赤血球が著しく増加し、脾臓の腫れがみられます。頭痛・赤ら顔・耳鳴り・めまいなどの症状に加え、進行すると血栓により脳梗塞・心筋梗塞をおこしやすくなります。原因となる病気を治療すれば改善することがほとんどです。

「二次性多血症」・・・肺疾患、心疾患などにより、慢性的に酸素が不足すると、それを補うために赤血球が異常に作られてしまう状態をいいます。原因となる病気を治療すれば改善することがほとんどです。

「相対的多血症(ストレス性多血)」・・・ストレスが原因と考えられていますが、メカニズムの詳細は分かっていません。対象は、肥満、高血圧症、高尿酸血症などを有し且つ喫煙習慣のある中年男性に多くみられます。この疾患を改善するためには、生活習慣の改善により危険因子を一つでも減らすことが重要となります。
 

基準値より低い場合は「貧血」の疑いあり

赤血球が不足すると体内が酸素不足になることにより、めまい・立ちくらみ・頭痛・疲労・肩こり・動悸・むくみ・顔色不良などの症状が現れます。

貧血には、鉄分不足による「鉄欠乏性貧血」が多いのですが、骨髄の造血機能の異常でおきる「再生不良性貧血」や、赤血球の寿命が短くなることによって起こってしまう「溶血性貧血」、ビタミン12や葉酸不足によって赤血球が成熟せずに未熟体ばかりになってしまうことによって起こる「悪性貧血」などがあります。鉄欠乏性貧血以外は医師の治療を受けなければ治りにくく、時には命に関わることも。貧血の症状があれば、自己判断せず、一度、受診することをお勧めします。
 

貧血を起こしやすい方

一般的に鉄欠乏性貧血を起こしやすい方は、体の成長に伴い鉄、血液を必要とする成長期のお子さん・思春期の方、また赤ちゃんに大量の酸素を送らなければならない妊娠中の方、消化器性潰瘍などの病気の方、生理中の女性、無理なダイエットで栄養バランスが偏っている方です。男性よりは女性のほうが鉄不足になりがちです。
 

鉄欠乏性貧血の改善や予防のために

219280_03.pngバランスよく食べるのはもちろんですが、ここでは「鉄」を多く含む食品を意識してみましょう。食品に含まれる鉄には「ヘム鉄」と「非ヘム鉄」があります。

ヘム鉄は腸での吸収が良いのが特徴で、おもに魚や肉に含まれ、ウナギ・カツオ・アユ・イワシや豚レバーに特に多く含まれます。
非ヘム鉄はおもに野菜や穀類、貝類、海藻類に含まれ、単独での吸収は良くないのですが、動物性たんぱくと一緒に摂ることで吸収が良くなります。ほうれん草・小松菜・大豆製品・切干大根・アサリ・カキ・藻ずく・ヒジキなどに多く含まれます。

鉄は肝臓などに貯蔵鉄として蓄えられており、不足してもすぐに貧血症状は現われません、症状が現われた場合は、貯蔵鉄が底をついたと考えられ、一度枯渇してしまうと補充しにくいため、普段から鉄分を多く含む食品(レバーやひじきなど)を効果的に摂取することが大切です。また、鉄の吸収を助け、赤血球などを作るのに必要なビタミンB12、ビタミンC、葉酸や基礎となるたんぱく質などをバランスよく摂取するようにしましょう。

お茶やコーヒー・紅茶にはタンニンという物質が含まれ体内への鉄の吸収を悪くしますので、食前や食事中は避けましょう。ほうじ茶やウーロン茶は大丈夫です。

このコーナーでは、健康に関する一般的な情報をご紹介しております。個別の検査結果等につきましてはコメントとしてご投稿いただいても、弊社から回答をさしあげることはできません。あしからずご了承ください。

監修:保健師 野瀬里美

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