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健康のススメ

気になりませんか?こんなカラダの症状 膝痛

2018年02月13日|編集:福田

「椅子から立ち上がって歩こうとしたら膝が痛んだ」「階段の上り下りで膝が痛む」「膝が痛くて正座がしにくい」こんな症状はありませんか? 中高年のカラダの悩みで特に多いのが「膝痛(しっつう)※1」です。膝の痛みを抱える人は年齢とともに増加し、今や推定患者数は1000万人ともいわれています。また、膝痛に悩む人は、男性より女性が多いというのも特徴です。それはなぜなのでしょう?

※1 ひざ痛(ひざいた)とも言われます。

膝の痛みの原因は?

膝の痛みの原因は大きく2つに分けられます。1つは、スポーツや事故などで膝に強い衝撃や負荷が加わって起こる痛みです。「半月板損傷」といって、膝の半月板が欠けたり亀裂が入ったりすると、膝の痛みに加え、膝の曲げ伸ばしがしづらくなります。また、「膝靭帯(じんたい)損傷」といって、膝の靭帯が傷ついたり、断裂したりすることもあります。断裂時には激しい痛みがあり、その後、膝の関節が腫れてきたりぐらついたりします。

もう1つは、特にケガをしたわけではないのに、加齢とともに膝に痛みが生じてくるケースです。それを「変形性膝関節症」といい、中高年の膝痛の9割以上を占めるといわれています。
今回は、中高年を悩ませる「変形性膝関節症」にスポットを当てて原因や予防法、改善法などについてお話しします。

変形性膝関節症はなぜ起こる?

「変形性膝関節症」の大きな原因は、“膝軟骨のすり減り”です。膝関節にはつるつるした軟骨があり、膝を曲げたり伸ばしたりするときに、骨同士が直接ぶつからないようクッションの役割をしてくれます。ところが、骨の両端にあるこの軟骨は、年齢とともにすり減って弾力性を失っていきます。すると炎症や腫れが起こり、膝に痛みが生じてくるのです。とくに肥満やO脚があると膝軟骨への負荷が強くなり、痛みが生じやすくなります。

「変形性膝関節症」の患者は男性より女性に多く、男女比はおよそ1:2といわれています。女性が多い理由は、
・膝関節の動きをサポートする筋肉の量が男性より少ない
・加齢とともに基礎代謝が低下して太りやすくなり、関節にかかる負荷が増す
・妊娠・出産による骨盤のゆがみが膝関節に影響する
などが考えられています。

変形性膝関節症は進行すると要介護の原因に

はじめは、ちょっとした動作から膝の違和感が始まります。朝、起きた時、膝関節がこり固まったように感じて動きにくかったり、イスから立ち上がった時に軽い痛みを感じたり。しかし、この症状は一時的なもので、こりをほぐすように少しずつ動かしていると軽減します。歩き始めにも違和感や痛みがありますが、歩いているうちにそれらは軽減していきます。

しかし、軟骨のすり減りが進んで骨と骨の間が狭くなると、痛みが続いたり強くなったりします。階段の上り下りがつらい、和式トイレが使えない、痛くて正座ができないなどの症状が出てきます。

膝軟骨のすり減りがさらに進むと、軟骨のほとんどがなくなって骨同士が直接ぶつかることで強い痛みが生じ、膝関節が変形して、やがて歩けなくなります。こうなると、自分の身の回りのこともできなくなり、介護が必要になってきます。

219439_01.JPG

なお、国民生活基礎調査の介護が必要になった原因で、「関節疾患」は「脳血管疾患」「認知症」「高齢による衰弱」に続き、第4位です。「関節疾患」には関節リウマチや股関節の疾患もありますが、変形性膝関節症が原因で要介護になる人も多いのです。

変形性膝関節症は早期に治療を

変形性膝関節症は、放っておくと痛みがますます強くなり、膝関節が変形して歩けなくなります。膝に水(関節液)が溜まる症状(関節水腫)が起こることもあります。変形性膝関節症は徐々に進行するので、痛みが出たら早めに整形外科を受診し、適切な治療を開始することが大切です。

治療は、太ももの筋肉を鍛えて関節の安定性を高め、痛みを和らげる運動療法を基本に、薬物療法、サポーターなどの装具の使用など、各個人に適した治療法を組合せて行います。重症の場合、変形した膝関節を、金属やセラミックなどでできた人工膝関節に入替える手術も行われます。これにより痛みや歩行能力はかなり改善されます。

変形性膝関節症を予防するには

変形性膝関節症は肥満と無関係ではありません。歩行時には体重の約3倍、階段の上り下りには7~8倍の負荷が膝にかかるといわれています。負荷が大きければそれだけ、膝軟骨のすり減りが進みます。ですから、膝痛を予防するには太り過ぎないようにして適正体重を保つことが大切です。

膝のまわりの筋肉を鍛えることも、膝痛予防に効果があります。とくに膝を支えたり、膝の曲げ伸ばしに重要な役割をもつ太ももの筋肉を鍛えることは、膝痛を予防するだけでなく、膝の痛みを軽減する効果もあります。

膝の機能を保つための運動

219439_02.JPG太ももの前の筋肉を鍛える方法 (椅子に座って鍛える方法)

1.椅子に腰かける
2.片方の脚を水平に伸ばす
3.息を止めずに5~10秒間、水平を保つ
4.静かに脚をおろす
5. 1~4を両脚交互に10回繰り返す

太ももの外側の筋肉を鍛える方法

1.横向きに寝る
2.上の脚を伸ばしたままゆっくり上げる
3.5秒間、息を止めずにそのままの姿勢を保つ
4.ゆっくり下ろす
5. 1~4を5回行ったら、反対の脚も行う

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219439_04.JPG脚全体の筋肉を鍛える方法

1.肩幅より少し広めに脚を開いて立つ
2.息を吐きながら、イスに腰掛けるようにお尻をゆっくりおろす
3.膝は曲がっても90度を超えないように、膝がつま先より出ないようにする
4.息を吸いながら、ゆっくりと膝を伸ばす
5. 1~4を10回繰り返す。慣れてきたら回数を増やしていく

(日本整形外科学会HPより。画像はソニー損保にて作成)
 

 

年齢を重ねると、誰にでもおこりやすい“膝痛”。将来、要介護にならないためにも、肥満にならないよう日常生活に注意し、適度な運動をして脚の筋肉を鍛えましょう。

このコーナーでは、健康に関する一般的な情報をご紹介しております。個別の相談等につきましてはコメントとしてご投稿いただいても、弊社から回答をさしあげることはできません。あしからずご了承ください。

執筆:健康・医療ライター 太田知子

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