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健康のススメ

見直したい!行事食で病気を防ぐ古来からの知恵~冬の行事食~

2017年12月11日|編集:福田

222354_01.jpg慌ただしい年末年始、食事や生活のリズムが乱れると、胃腸も体もちょっとお疲れぎみ。特に気温が低くて空気が乾燥している冬は、体の中にウィルスが侵入することで体調を崩すため、風邪を引きやすい季節です。
そんなときに改めて見直したいのが、行事食です。お正月に食べるおせち料理のほかにも、四季のある日本には昔から伝えられてきたさまざまな行事食があります。行事ごとに食べられているさまざまな食べ物の役割から、病気を未然に防ぐための健康的な体づくりについて考えてみませんか。

冬の行事食、おせち料理以外にどんなものがある?

冬至

一年の中で最も昼の時間が短く、夜の時間が長いのが冬至です。古代の中国では、冬至が暦の起点とされているため、もともと行事やお祭りなどが行われていました。特に冬至を境に太陽が出る時間が長くなることは、昔は太陽の力が再び復活することと考えられていたため、冬至を「太陽の力がよみがえる日」ととらえていました。太陽の日照時間によって農作物の収穫も大きく変わるので、昔の行事には五穀豊穣を願う意味も込められていました。

七草

1月7日に、その年の無病息災を願って食べる七草。早春の野山で7種類の若菜をつみ、それをおかゆに入れて食べます。「七草なずな、唐土の鳥が、日本の土地にわたらぬ先に----」のように、地域によっては歌いながら七草を刻み、その年の豊作を願っていました。

222354_02.jpg鏡開き、小正月

1月11日は、鏡開きです。お供えした鏡餅を、おしるこの中に入れていただきます。神様にお供えした鏡餅は神聖なものとされているため、木づちで小さく割ります。これは、刃物で「切る」という言葉を忌み嫌う風習から、鏡餅をたたき割るようになりました。
また1月15日の小正月では、その年の豊作を祈って、実った稲穂に見立ててまゆ玉やもち花を木の枝に飾ります。このときには、あずきがゆを食べます。

行事の時に食べるものは、体にもいい?

冬至

この日に「ん」がつくものを食べると、運気が上昇すると考えられていました。別名「なんきん」とも呼ばれている「かぼちゃ」は、「ん」が2つある食べものです。縁起の良いものとして、冬至に好んで食べられる風習があります。
かぼちゃにはβカロテンのほかにも、ビタミンEやビタミンC、さらには食物繊維が豊富に含まれています。またβカロテンやビタミンEには、抗酸化作用もあります。もちろん、風邪を引いた時にもこうした栄養素は効果的。かぼちゃに含まれているビタミンCは熱にも強くて壊れにくいので、免疫力を高めることにも役立ちます。

七草

222354_03.jpg「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」が、七草です。
「すずな」とは「かぶ」のこと、「すずしろ」とは「だいこん」のことを言います。どちらも消化酵素であるアミラーゼが含まれています。アミラーゼには、胃腸の働きを助けて消化吸収を促す働きがあるので、お正月におせち料理を食べ過ぎて胃もたれや胸やけに悩む人には最適です。風邪を引いたときには、ごはんのような糖質でエネルギーを補給しながら、たんぱく質とビタミンをとることが大切です。かぶや大根にはビタミンCも含まれおり、葉の部分にもβカロテンやビタミンCのほかにも、鉄やカルシウムなどのミネラルが含まれています。ビタミン源にもなるので、葉まで残さず利用したい食材です。
七草の日に食べるおかゆの場合、さまざまな野菜をおかゆの中に入れるので、ごはんと野菜でエネルギーとビタミンをとりながら体を温めることができる行事食です。温かい食事をとって、ゆっくりと体を休めたい時期にぴったりの食事でしょう。

鏡開き、小正月

鏡開きの時に食べる、おしるこ。赤い色のあずきは、縁起の良い豆としておめでたい席には欠かせない食材です。あずきは、鏡開きのおしるこのほか、小正月で食べるあずきがゆにも使われます。
あずきには、糖質のほかにもビタミンB1やカリウム、食物繊維が含まれています。ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える働きを助けるので、疲労を回復する効果があります。カリウムには、体の中にある水分量やミネラルのバランスを調整する働きがあるので、むくみや高血圧を予防します。
特に、お正月に暴飲暴食をした人や、食べ過ぎて運動不足になっている人、また濃い味の料理ばかりを食べて体内の水分バランスをくずした人たちは、この時期にあずきを食べると便秘が解消できたり、むくみを改善したりすることができます。

未来につなげたい、行事食の思い

222354_04.jpgこのように、年末年始にあるいくつかの行事食だけでも、五穀豊穣を願う気持ちや健康を祈願する思いが込められています。
四季のある日本には野菜や果物はもちろん、魚介類にも「旬」があり、それぞれが季節と密接に結びついています。季節の食材を収穫できたことに感謝する気持ち、また縁起を担ぎながら自然の恵みをいただくことがさまざまなセレモニーに結びつき、それが行事食になったのでしょう。
今回紹介した行事食にも、栄養面で理にかなっているものがたくさんあります。先人たちに思いをはせながら、健康的な体づくりにもつながる「先人たちの知恵」を未来に受け継いでいきたいですね。

このコーナーでは、健康に関する一般的な情報をご紹介しております。個別の症状や検査結果等につきましてはご投稿いただいても、弊社から回答をさしあげることはできません。あしからずご了承ください。

<参考資料>
「日本の『行事』と『食』のしきたり」(新谷尚紀著/青春出版社)
「たべもの日本史 総覧」(新人物往来社)
「新・野菜の便利帳 健康編」(高橋書店)

執筆:富田チヤコ(ライター/管理栄養士)

 

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